モノゴトの考え方の本は企画アイディアを練るときにとても参考になるのだが、その中で最近特に勉強になった本が「13の未来地図/角田陽一郎 著」
もともとは角田さんのYouTubeで本の価値観を紹介しており、核心をつく角田さんの考え方をさらに学んでみたくて購入してみた。
なんと、絶版らしい笑 まだAmazon在庫があったらラッキーかも。
中でも特に「フレーム・コンテンツ・ヴォルテックス」の話が印象に残っている。
音楽を例にあげると、
フレーム:レコード、CD、Apple Music、Spotify、テレビ番組の枠、など
コンテンツ:楽曲
ファッションを例にあげると、
フレーム:服屋さん、ZOZOTOWN、メルカリ、など
コンテンツ:洋服
フレームが外枠や箱で、コンテンツが中身や実の部分。
このフレームは時代や社会に合わせて変わっていく。
フレームを埋めるためにコンテンツをつくろうとする。
コンテンツを届けるためにフレームにはめ込む。
自分はフレームをつくる側か?コンテンツをつくる側か?
そのフレームは時代遅れになっていないか?
そのコンテンツはユーザーの役に立つか?
会社というフレームは?労働力というコンテンツは?
働き方改革とは、どこを変えることが根本解決になるのか。
そして、ヴォルテックス(=渦)という概念にアップデートされていく。
つまり、そのコンテンツを中心に、様々なフレームを巻き込んでいく。
渦のように入ってきては出ていくこともあり、そこに固定されることなく流れ続けていく。
例えば、西野亮廣さんの絵本が、本屋さんで本としても売られるし、美術館でお土産としても売られているように。
本を本屋で売るという既存のフレームに囚われない柔軟さ。時代や環境に合わせて売り方をデザインしてあげる。新たな概念を付加してあげる。
うまく言語化できていない気もするが、ヴォルテックス(渦)の中心となれる自分でいたいと思う。渦に何を巻き込んでいくか判断できる知性を備えながら。
0コメント